ココがすごい!難燃機能って?

ココがすごい!難燃機能って?

ココがすごい!難燃機能って?

美しい和柄と焚火時間にひたる難燃素材

焚火はキャンプの醍醐味の一つ、なくてはならないものです。しかし火の粉は容赦なく飛んで来て衣類に穴を開け、時には火傷を負わせることも。 ならばと、火の粉を気にせず使えるブランケットをおやじキャンプ飯と共同開発! 難燃機能だけではなく焚火シーン以外でも使える美しさとぬくもりがなくてはならない、地球に優しければ尚良しと、尾州の毛織物産業と手を組みアップサイクルウールと難燃素材でキャンプに最適な焚火ブランケットに仕立てました。

 

アップサイクルウールは廃棄されたセーターなどを原料とし、難燃素材はカネカのプロテックスMを使用しています。

特殊な織機で表現された和柄の美しさと難燃性を併せ持った、自然を愛するキャンパーのためのブランケットです。

 和柄織物+カネカプロテックスM

 世界有数の毛織物産地尾州地区(愛知県一宮市のあたり)の技術力とカネカの科学力が合わさることでプロジェクトが実現しました。複雑な柄を特殊な織機で時間をかけてゆっくりと織られた美しい和柄織物とカネカプロテックスMを主材料にした難燃織物になります。美しさと難燃性、2つ表情を持ったブランケットです。

 

焚火に当たるときには難燃面を表に肩や膝にかけて使用することで、火の粉からキャンパーを守ります。火から離れた場所やテント内などで使用するときは和柄面を表にしてウールの暖かさと美しい柄をお楽しみいただけます。

難燃素材

難燃生地は、燃えない素材ではありません。直接ライターなどの火を当てれば燃えてしまいますが、一般的な生地に比べて有炎燃焼に必要とする酸素量が多いため、燃え広がることなく火を遠ざければすぐに炭化して消炎します。

「限界酸素指数(LOI値)」とは、日本産業規格(JIS L 1091)において「規定された試験条件において、材料がぎりぎり有炎燃焼を維持できる酸素と窒素の混合気中の最低酸素濃度」と定義されており、繊維の密度、組織等により多少は異なるものの酸素指数が高いほど燃えにくく、日本防炎協会<活動服基準>においては26以上のものが基準値とされている。

アップサイクルウール

両面ともに使用されるウールは全てアップサイクルウールを使用しています。廃棄されたセーターや縫製工場で生じる裁断クズ、機織りで生じる糸クズなどを回収し、ワタの状態に戻すところから、「製糸→染色→機織り→仕上げ」の工程を経て新たな生地に蘇ります。毛70%以上の高混率でアップサイクルウール地を作れるのは尾州の皆様の手間を惜しまない懸命な努力の賜物であり、特殊な織り柄も尾州ならではの優れた技術の結晶です。

廃棄されたセーターが倉庫で山積みに! ウール以外の組成のパーツ(縫い糸、タグ、刺繍糸など)は一つ一つ人の手によって切り外す作業からアップサイクルウール作りがスタートします。 この一手間がウール混率70%以上の高混率が実現できる所以です。

回収されたセーターを何度も機械にかけてワタの状態に戻します。

カラー

 「紺」と「藤」の2色を御用意いたしました。 「紺」は藍染をイメージしたカラーに、「藤」は日本の伝統色をふんだんに用いてぬくもりを感じる色合いに仕上げました。

利用シーン

おもいきり焚火時間にひたってください
大判ですのでデュオキャンパーが並んで膝にかけることも可能です
テント内に敷いてラグとしてもお楽しみいただけます
室内で膝掛けや敷物としての用途ももちろん可能です

仕様

<サイズ> 148cm×100cm
<組成>
和柄面:毛70% ポリエステル23% ナイロン5% アクリル2%
難燃面:モダクリル(カネカプロテックスM) 53% 毛35% ポリエステル12%
どちらの面も使用される毛(ウール)はアップサイクルウールです
日本製(尾州製)
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